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中P連★フィールドワーク★ 明石市立東部給食センター見学
2019.03.14
2019年2月27日(水)10時~ 中P役員幹事、ほか14名が参加しました!
明石市立東部給食センター見学
明石市は現在、東部と西部の給食センターで明石市13校の中学校に給食を作り、配送している。西部センターでは、平成28年6月竣工、9月から実施、東部センターでは、平成30年1月竣工、4月から実施している。食品原料の検査・温度等の管理が徹底されており、調理前の身支度、原料の下処理、食品の確認・チェックも徹底されている。調理は1釜1000人分を作り、中身の温度を測ったり、クラスの人数に合わせ重量を量り配缶している。またアレルギー対応は別室で調理されるなどされている。食缶は保温性を保つもの,元々冷たいものは保冷剤などで温度を管理し配送されている。分けられた食缶などを各校ごとにコンテナへ積み込み配送されている。
また献立については、給食センターの栄養教諭が原案を作成、市栄養士と栄養教諭が栄養価・価格・調理手順などを調整し、献立委員会にて献立を協議し、教育委員会で決定する。
また、献立には、半夏生、正月献立、震災を考える給食、地産地消など季節や風習を取り入れた工夫されたメニューもある。
個人的な感想になりますが、中学校での全校給食を実施するにあたり、安全、価格、教育(食育)、健康(栄養)等、かなりハードルも高く、また少なからず反対意見もあったであろう事から、大変苦労されただろうと思います。しかし、中学校でも全校給食にするという熱意が実現に向けた力になったのだと感じました。神戸市は規模も大きく、なかなか同じようには出来ないと思いますが、何かしらのヒントになって、中学校全校・全生徒の給食に向けて進んでもらえればと思います。
今年度のフィールドワークにて我々の見学を受け入れて頂いた、明石市立東部給食センターの皆様に感謝申し上げます。
神戸市立夢野中学校 古場 宏規