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令和元年度 第75回指定都市PTA情報交換会新潟大会報告☆
2019.09.20
すべては心豊かな子どもたちへ ~親のおもい、学校のちから、~地域のやさしさ~
日時:令和元年9月12日(木)・13日(金)
場所:ホテルオークラ新潟
参加:16指定都市の役員・神戸市は三浦市P協会長はじめ 計6名
【1日目】4つの分科会に分かれての情報交換
- 第1分科会(組織・運営)
「PTAの存在意識と任意加入の問題を考える」をテーマに、すでに個人情報保護や任意加入について取組を進めているさいたま市・横浜市の事例を参考に意見交換。 - 第2分科会(研修活動)
「多忙化解消等、今求められているPTAの役割と研修」をテーマに
・教職員の多忙化を解消するためのPTAの役割は何か。
・主体的に多くの方が参加するPTA研修を行うためにはどんな手段があるかについて意見交換。 - 第3分科会(地域連携)
「安心・安全 子どもたちを取り巻く環境問題への取組」をテーマに、子どもたちの安全・安心を確保するには何が一番有効なのか、そして何を優先すべきなのかを「ワールド・カフェ」方式で。各都市の取組について。 - 第4分科会(広報活動)
「広報活動」をテーマに
・自身が読みたくなる広報紙とは。
多くの方に読んでいただくための企画・取組について意見交換。SNSなども広報活動のツールとして活用していく必要があるなど、今後の課題についても話し合った。
【2日目】全体研修記念講演会
講師:日本ペップトーク代表理事 岩崎由純氏
演題:「子どもの心を育てる言葉かけ」~やる気にさせるコミュニケーション術~
「PEP TALK!(ペップトーク)」をテーマに、終始笑顔でエネルギッシュな講演。ペップトークとは選手、生徒、部下などを励ますのに、監督やコーチなどの指導者が試合前(本番前)に使う「激励のショートスピーチ」のこと。「PEP」は英語で、元気、活気、活力という意味。ペップトークの特徴は・短い・分かりやすい・肯定的な言葉を使う・魂を揺さぶる・人をその気にさせること。ペップトークの反対(長く、分かりにくく、否定的で、その気にならないような言葉)は、講師の造語で「プッペトーク」。
典型的な例:「なぜ、こんなことができないの?」私たち大人が子どもたちについつい使ってしまう言葉。
子どもだけでなく大人にとっても一番の力は感謝(ありがとうの心)。講演の結びは「あなたは誰かを本気で励ましたことはありますか?」「あなたは誰かに本気で励まされたことはありますか?」という言葉。
【参加して】
- 分科会で様々な情報交換ができたことは有意義であった。同じような課題があったり、地域特有の課題があったりと、この会議に参加することで得られるものは多い。
- 当初、分科会予定時間の3時間は長すぎると思ったが、活発な意見交換がなされた為、あっという間のように感じた。
- 講演会はわが子のことで日々、多かれ少なかれ悩みをもつ参加者にとって、心に響く講話であった。
- 今回は、PTA役員対象の情報交換会であったが、教員に対してもとても有意義な内容であると思った。子どもの自己肯定感を育み、元気を与えるコミュニケーションのとり方とは、まさに教員に必要なスキルである。
- 「短く」「わかりやすく」「肯定的な」今後の自分自身にとっても大事なフレーズにしたいと思う。
※次年度開催都市は広島市 R2年9月17日(木)~18日(金)